2024年7月15日(月) 命の水

本格的な暑さが到来し、プールや海水浴など、水にまつわるレジャーのシーズンになりました。また、この時期はこまめな水分補給が必要不可欠です。

地球は「水の惑星」と表現されるように、大量の水を有しています。しかし、そのほとんどが海水で、私たちが直接飲むことができる水は、一パーセントもありません。水道水をそのまま飲める国は、日本を含めて世界で一〇カ国程です。

潤沢な水資源に恵まれ水道設備が整っている日本では、良質でおいしい水を容易に手に入れることができます。そのため、水の恩恵を意識せずに生活している人も多いかもしれません。

人の体は、約六~八割が水分であり、水は地球上に存在する無数の生物にとって不可欠な物質です。水は多くの物質を溶かすことができるため、体内での物質の運搬や、化学反応を行なう土台となっています。

命を繋ぐ水のありがたさに思いを馳せて、選択や炊事、入浴などの実生活を見直し、節水に取り組みたいものです。

今日の心がけ◆節水に努めましょう

出典:職場の教養7月号

感想

まず、水の大切さを再認識させられました。日本に住んでいると、きれいな水が簡単に手に入るため、その貴重さを忘れがちです。世界中で水道水をそのまま飲める国が10カ国程度しかないという事実は、私たちがいかに恵まれた環境にいるかを示していますね。

また、人体の60-80%が水分で構成されているという点も知ってはいるものの、普段はあまり意識していないことが多いです。水が単なる飲み物ではなく、生命活動の根幹を支える物質であることを改めて認識させてくれます。

節水の取り組みは、単に水を大切にするだけでなく、エネルギー消費の削減にもつながり、より広い意味での環境保護活動の一環となります。この話をきっかけに、私たち一人一人が日々の生活の中で、水の使用量を重視し、できる範囲で節水に取り組むことができれば良いと感じました。

否定的な感想

水資源の問題は単純に「節水」だけで解決できるようなものではありません。実際には、水質汚染、気候変動による水不足、水の公平な分配など、より複雑で多岐にわたる問題があります。これらの重要な側面について触れていないのは大きな欠点だと思います。

もっとグローバルな視点で、世界中の多くの地域での深刻な水不足や水質問題について、掘り下げるべきでしょう。

総じて、この話は、水問題に関する内容が浅く、一般的な情報のみに留まっています。深い洞察や具体的な情報、事例などが欠けており、新しい気づきが与えられていないと感じます。