2025年3月8日(土) 国鳥

国鳥

キジは日本の国鳥であり、昔話の桃太郎にも登場する馴染み深い鳥です。

オスのキジは赤い顔の派手ない出で立ちが特徴的です。 オスは勇猛果敢で、日本最大の蛇の一種であるアオダイショウにも臆せず攻撃すると言います。

一方、メスのキジは全体的に褐色で控えめな色をしています。 これは子育てをする際、敵に目立たないようにするためではないかと考えられています。

「焼け野の雉、夜の鶴」という言葉があります。 野を焼かれたメスのキジ(雉)が自分の命に変えて卵やヒナを救おうとし、 寒い夜に鶴が自分の羽でその子を温めるところから、 親が子を思う情の深いことのたとえとされています。

このように、「オスは羽根が美しく、飛ぶ姿が力強い」「メスは母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している」「日本固有種であり、日本の象徴である」などの理由で、キジは国鳥に選ばれています。

私たちも、こうしたキジの姿に学び、果敢に仕事に取り組み、 仲良く和やかな家庭を築くなど、充実した生活を送りたいものです。

今日の心がけ◆職場も家庭も充実させましょう

出典:職場の教養3月号

感想

キジが日本の国鳥として選ばれた理由には、深い意味が込められているのだと改めて感じました。

特に、オスの勇猛果敢な姿と、メスの母性愛あふれる行動が対照的でありながらも、どちらも尊いものとして描かれている点に強く共感します。

「焼け野の雉、夜の鶴」の話は、親が子を思う情の深さを象徴しており、自然の中にあるこうした無償の愛の姿に胸を打たれました。

また、キジの生態を職場や家庭の在り方に結びつけている点も素晴らしい発想だと思います。

オスのように勇敢に仕事に取り組み、メスのように家族を大切にする。このバランスを意識することで、私たちの人生はより豊かで充実したものになるのではないでしょうか。

特に、現代社会では仕事と家庭の両立が大きな課題となっていますが、キジのようにそれぞれの役割を果たしながらも全体の調和を大切にする姿勢は、学ぶべき点が多いと感じました。

今日の心がけ「職場も家庭も充実させましょう」という言葉は、まさに現代人が意識すべきものです。

どちらか一方だけを優先するのではなく、仕事にも家庭にも全力を尽くすことで、人生の充実度が高まるという考え方は非常に前向きです。

キジの姿を思い浮かべながら、自分の生き方を見つめ直す良い機会となりました。

否定的な感想

キジが国鳥に選ばれた理由は納得できるものの、現代社会においてその生態を人間の生き方に直接結びつけることには少し違和感を覚えました。

オスは勇敢で仕事に打ち込み、メスは母性愛にあふれて家庭を守るという考え方は、一見すると理想的に思えますが、現代の価値観にはそぐわない部分もあるのではないでしょうか。

例えば、現在では性別による役割分担が以前ほど明確ではなくなり、男性も家庭を支え、女性も社会で活躍する時代になっています。

その点を踏まえると、キジの生態をそのまま人間の生き方に当てはめるのはやや単純化しすぎているように感じました。

また、「職場も家庭も充実させましょう」という言葉には、やや理想を押し付けるようなニュアンスも感じます。

確かに、どちらも大切にすることは重要ですが、現実的には仕事が忙しすぎて家庭を顧みる余裕がない人も多く、逆に家庭の事情で仕事に集中できない場合もあります。

すべてを完璧に両立することが正解のように語られると、かえってプレッシャーを感じる人もいるのではないでしょうか。

キジが日本の象徴であることや、その生態に学ぶべき点が多いことは確かですが、それを人間の生き方に結びつける際には、もう少し柔軟な視点があってもよいと感じました。

個々の生き方を尊重しつつ、各自が自分なりの充実を見つけることが大切ではないでしょうか。