2024年5月4日(土) 自然との感応

本誌発行元の倫理研究所では、雄大な自然環境に位置する「富士高原研修所」というセミナー施設で、経営者や社員向けの講座を開講しています。

受講者は四季折々の自然にふれながら各種講座に参加し、社会生活の改善と向上を図り、当たり前のように日常生活を送れることへの感謝の気持ちを深めます。

受講者同士の真心の交流によって、気づきと感謝は深まります。また、豊かな自然の景観に身に置いていることも影響を与えているのでしょう。

人間はかつて、自然と感応する能力を最大限に発揮することで生き延び、自然との関係性を保ってきました。現代社会に生きる私たちも、自然と感応する能力を培うことが必要なのかもしれません。

人は朝日の輝きと温もり、澄みきった大気、凛とたたずむ山々を目の当たりにしたとき、自分のなかにある純情な感情が動き出し、日常の中に潜む本当に大切なことに気づきを得ることができます。

身近な自然に接して、現状を大きく好転させるヒントを見つけたいものです。

今日の心がけ◆自然と心静かに向き合いましょう

出典:職場の教養5月号

感想

この話を聞いて、自然の中で学ぶことの大切さや、自然とのつながりが人間の精神的な成長や健康に及ぼす影響を改めて感じました。現代社会ではテクノロジーに囲まれて生活することが多く、自然と触れ合う機会が少なくなっています。そのため、富士高原研修所のような場所で、経営者や社員が自然の中で学び、感謝の気持ちを深めることは非常に意義深いと思います。

また、自然との関わりが持つ癒やしの効果や、それが人間の感情や思考に与える影響についても考えさせられました。自然の美しさや偉大さの前では、日常の悩みやストレスが小さなものに感じられ、心が穏やかになります。これは、自然が人間にとって本来持っている癒やしの力を示していると思います。

この話からは、自然とのつながりを大切にし、自然の中で学び、感じることの重要性を認識しました。日常生活の中で忙しく過ごしていると、自然とのつながりを忘れがちですが、自然と心静かに向き合うことで、心の平和や新たな気づきを得ることができるのではないかと感じました。