本日は「登山の日」です。日本山岳会が一九九二年に制定しました。
由来は、同会が一九〇五年十月に設立されたことに加え、十(と)三(ざん)の語呂合わせからきています。山に登ることで雄大な自然に触れ、自然の素晴らしさを知り、その恩恵に感謝する日とされています。
登山には様々な効用があると言われています。登りと下りで使用する筋肉が異なり、体全体を使うため全身運動になります。また、有酸素運動による基礎代謝の向上や免疫力の強化、森林浴によるリラックス効果も期待できます。
自宅と職場を往復するだけの生活をしている人や、近所でウォーキングをしている人、ジムに通って健康管理をしている人も、たまには環境を変えて登山をしてみればリフレッシュできることでしょう。
この時期は体を動かしやすい季節です。日頃から運動不足を感じている人は、登山に限らず、ますは自身がやってみたいと思う運動から取り組むと良いでしょう。やるからには楽しく行ない、心身ともに健康を目指したいものです。
今日の心がけ◆楽しく健康管理をしましょう
出典:職場の教養10月号
感想
「登山の日」という記念日が存在することを初めて知りました。
私は普段からウォーキングを習慣にしていますが、この文章を読んで、登山にも挑戦してみたくなりました。
自然の中で過ごすことは、デジタルデバイスから離れ、自分自身と向き合う貴重な時間となるでしょう。現代社会において、このような「デジタルデトックス」は、心の健康を保つ上で重要です。
また、登山は、地域の観光振興にもつながる可能性があります。登山客の増加が、地域の経済に貢献し、新たな雇用を生み出すなど活性化のきっかけになればいいなとも思いました。
ただ、登山を楽しむ一方で、自然環境への配慮も大切です。ゴミを持ち帰ったり、登山のルールを守るなど、一人ひとりが心がけることで、美しい自然を後世に残すことができます。
「登山の日」をきっかけに、多くの人々が登山に興味を持ち、実際に山へ足を運ぶようになることを願っています。
否定的な感想
記事では登山の様々な効用が強調されていますが、運動不足の人全員に登山が必ずしも適しているとは限りません。体力に自信がない人や、高所恐怖症の人にとっては、かえってストレスになる可能性もあります。
登山人口の増加に伴い、登山道周辺の環境破壊や生態系への影響が懸念されています。このお話では、自然の素晴らしさを称える一方で、自然保護の重要性については触れられていません。
登山者が守るべきマナーや、自然保護活動への参加を促すような内容があれば、より説得力が増したでしょう。