2024年4月12日(金) 道の発展

江戸時代に入ると、江戸と各地を結ぶ重要街道として東海道、日光街道、欧州街道、中山道、甲州街道の順に五街道が整備されました。

その五街道の起点は日本橋です。今日、「東京まで○○キロメートル」の標識を運転中に見かけますが、多くは日本橋までの距離を示しています。

従来の物流手段であった水運〈河川や海〉に加え、陸路からも多くの物産が集まった当時の江戸は、日本橋を中心に市場が大賑わいをみせたといいます。

一説によると一八〇〇年代に入り、江戸の人口は一二〇万人にも達し、ロンドンの九〇万人やパリの五〇万人を凌ぐほどでした。

一方、主要都市から江戸までをつなぐ各街道沿いでも、人馬を休めるための宿場町が随所で設けられたことにより人や物の往来がよりスムーズになりました。

「道」の大きな役割は、人や物を運ぶ交通機能です。道路がつながっているおかげで、私たちは安心かつ快適に目的地へ移動することができます。

日頃、何気なく使っている道路に対しても感謝の心を持ちたいものです。

今日の心がけ◆道路の重要性に関心を持ちましょう

出典:職場の教養4月号

感想

江戸時代に整備された五街道が日本橋を起点としていることや、江戸の繁栄と人口増加につながった背景が興味深いと感じました。道路や街道が人や物の移動を円滑にし、交通機能を担っていることに改めて気づかされ、日常で利用する道路に対する感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。

道路の重要性は計り知れません。道路は私たちの日常生活において、移動や物流を可能にする基盤です。交通手段や物流ルートが整備された道路によって、私たちは目的地に移動し、商品やサービスが供給されます。

また、災害時には救援物資や救急車が迅速に移動できることで、生命を救う役割も果たします。道路は社会や経済の発展に不可欠な要素であり、普段は当たり前のように利用していますが、先人たちの努力や日々メンテナンスを行ってくれている方々に感謝したいと感じました。

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