2024年4月22日(月) 気力の源

「感謝の心があって始めて、物を大切にする気持や人に対する謙虚さ、生きる喜びも生まれてくる」とはパナソニックの創業者・松下幸之助の言葉です。

Aさんは、ここ数年実行していることがあります。それは感謝の気持ちを積極的に言葉にすることです。「ありがとうございます」「おかげさまで」「助かりました」などを心に思うだけでなく声に出して伝えるようにしています。

続けていくと、気持ちが前向きになり、仕事に対しても積極的に取り組めるようになりました。周囲からも「明るくなったね」と言われるようになったのです。

日々生活する中で、意識して感謝を深めなければ、多くの支えの中で生きていることを忘れてしまうことでしょう。感謝の言葉を伝える機会が多くなると、今まで当たり前だと思っていたことにも感謝できるようになり、気力がわいてきます。

働けることへの感謝が深まれば、どのような仕事も喜んで取り組むことができるのではないでしょうか。Aさんは今では、周囲の人にはもちろん、当たり前のようになる物や自然にも、そっと感謝の言葉をかけています。

今日の心がけ◆意識して感謝を伝えましょう

出典:職場の教養4月号

感想

松下幸之助さんの言葉にあるように、感謝の心があることで、物事や人への尊敬、謙虚さ、そして生きる喜びが生まれるという考え方は、非常に大切なことだと感じます。特に、感謝の気持ちを積極的に言葉にして伝えることで、自分自身も前向きになれるというAさんの体験談は、実践的な示唆に富んでいると思います。

また、周りからの反応が変わり、「明るくなったね」と言われるようになった点も、感謝の力が人の心に及ぼす影響の大きさを物語っています。日常生活の中で当たり前と思っていたことへの感謝を忘れがちですが、意識して感謝を伝えることで、その価値を再認識し、更に自分自身の気力を高めることができるのですね。

この話からは、「意識して感謝を伝える」というシンプルながらも強力な行動が、自分自身はもちろん、周囲の人々や環境に対してもポジティブな影響を与えることがよくわかります。今後もこの心がけを大切にしていきたいと思いました。

楽天ブックス
¥1,980 (2024/04/19 01:13時点 | 楽天市場調べ)