2024年5月7日(火) 積極的な姿勢

四月に新入社員として入社した人は、まだ分からないことが多い中で、仕事に邁進しているのではないでしょうか。

分からないことや疑問があれば、すぐに先輩に聞いたり、資料などを確認することが大切です。その際に、内容や仕組みを理解して着手できればよいのですが、すぐには難しいこともあります。

そのようなときは、まず上司や先輩から言われたとおりにやってみるのがよいでしょう。実際にやってみることで後から理解できることも多いからです。

まずは言われたことに素直に取り組み、何事にも「ハイ」という返事をして指示を受けとめることが大切です。

すぐに、明るく、大きな声での返事を心がけることによって、仕事に対して前向きな姿勢が培われます。

仕事を依頼されたら「ハイ」と明るい返事をしてみましょう。そのように様々な仕事を積極的に行う中で仕事を理解していきましょう。

今日の心がけ◆明るい返事をしましょう

出典:職場の教養5月号

感想

この話を聞いて、昔からよく言われる「形から入る」という言葉が思い出されます。

この言葉は、実際の内容や本質を理解する前に、外見や形式、手順などの形の部分から取り組むことを意味しますが、このアプローチは、新しいことを学ぶ際や変化に適応する時に、非常に有効な方法とされています。

この話で紹介された新入社員の姿勢は、「形から入る」考え方の良い例だと思いました。具体的には、理解できないことがあっても、まずは上司や先輩の指示に従って行動し、その過程で徐々に仕事の内容や意味を理解していくという姿勢です。この方法により、新入社員は段階的に仕事を覚え、自信を持って取り組むことができるようになるでしょう。

また、「明るい返事をしましょう」というメッセージも、「形から入る」精神を体現しています。外から見える態度や反応を意識的に変えることで、自らの内面も前向きに変化していき、より積極的に仕事や学びに取り組む姿勢を育てることができます。

このような考え方は、新入社員に限らず、どんな新しい挑戦や目標に取り組む際にも役立つ普遍的な方法だと感じました。