2026年10月5日(月) 志を得ざれば|職場の教養感想例

2026年10月5日(月) 志を得ざれば|職場の教養感想例

志を得ざれば

今年も残すところ三カ月を切りました。年明けに自身の目標を定めた人も、進捗を定期的に確認することで、何事も最後まで走り抜く力が得られるものです。

また、自らの内に揺るぎない信念や志を持ち続けることは、人生における様々な困難を乗り越えるための原動力ともなります。

明治九年に福島県猪苗代に生まれた野口英世は、幼い頃に左手に大火傷を負う試練を乗り越えた経験から、〈医学の道で人類を救う〉という志を抱きました。

上京の際、「志を得ざれば再び此地を踏まず」と退路を断って学問の道を進み、ロックフェラー医学研究所で梅毒や黄熱病などの研究に取り組みます。

失敗や周囲の批判がありながらも、初志を失わずに研究を続け、最後はアフリカで黄熱病研究の最中に自らも感染し、その生涯を閉じました。

私たちも日々の仕事の中で、目先の損得にとらわれず、失敗にもめげず、何のために働くのかを見つめ直し、たとえ小さくとも周囲に喜ばれる尊い働きを積み重ねていきたいものです。

今日の心がけ◆志を高く掲げましょう

出典:職場の教養10月号

感想

野口英世の「志を得ざれば再び此地を踏まず」という言葉から、自分が何を目指しているのかをはっきりさせることの大切さを感じました。

仕事でも、毎日の作業に追われていると、目の前のことを終わらせるだけになり、そもそも何のために取り組んでいるのかを忘れてしまうことがあります。

また、目標を立てること以上に、それを途中で振り返ることも大切だと思います。

年始に立てた目標も、時間が経つにつれて意識が薄れてしまいがちです。

残り三カ月という節目に、できたこととできていないことを確認すれば、今からでも行動を変えられることはあるはずです。

野口英世のような大きな志を持つことは難しくても、「この仕事で誰かの役に立ちたい」「昨日より少し成長したい」といった身近な志なら持つことができます。

私も目先の結果だけにとらわれず、自分が何のために取り組んでいるのかを時々振り返りながら、残りの期間を大切に過ごしていきたいと思いました。

否定的な感想

野口英世の生涯を「志を持ち続けた人物」として捉える話ですが、少し立派な人物として描かれすぎているようにも感じました。

強い志を掲げ、失敗や批判にも負けず進み続ける姿勢は分かりやすい目標になりますが、現実には、一度決めた目標を途中で変えることが必要になる場合もあります。

仕事でも、最初に決めたことを最後まで続けることだけが正解とは限りません。

実際に取り組んでみて、自分に合っていないと分かったり、環境が変わったりすれば、目標そのものを見直すことも必要だと思います。

「初志を貫く」という考えを強く意識しすぎると、方向転換することを失敗のように感じてしまう可能性もあります。

大切なのは、最初に決めた方法や目標を絶対に変えないことではなく、その時々で「自分は何を実現したいのか」を考え続けることではないでしょうか。

志を持ちながらも、必要に応じて進む道を修正できる柔軟さも持っていたいと感じました。

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