埼玉県行田市のB級グルメに「ゼリーフライ」があります。この料理を知らない人は、料理名からゼリーを油で揚げたものを想像するかもしれません。
「ゼリーフライ」とは、おからやジャガイモをベースに、ニンジンやネギなどを加えて、楕円に近い形に整え、油で素揚げしてソースで味付けした料理です。地元ではスーパーマーケットや給食で出されるなど親しまれています。
名前の由来は諸説あるものの、小判に似ていることから「銭フライ」と呼ばれていたのが変化し「ゼリーフライ」に定着したようです。
イメージと違う料理は他の地域にもあります。例えば、ご飯にタコスの具材をのせた「タコライス」や、練った小麦粉を平たく伸ばして砂糖やきな粉をまぶした大分の郷土料理「やせうま」などです。
言葉の響きや見た目などの第1印象で判断し、勘違いしてしまうのは食べ物だけに限りません。先入観や思い込みを取り除き、様々な角度から物事を判断して楽しむ習慣をつけたいものです。
今日の心がけ◆先入観を捨てて考えましょう
出典:職場の教養 2024年2月号
感想
この話から感じるのは、見た目や名前だけで物事を判断することが、実際の内容や価値を見逃してしまうことがあるということです。
このような勘違いは食べ物だけでなく、日常生活の中でもよく見られます。人や物事に対する先入観や思い込みが、正しい理解や評価を妨げることがあります。
したがって、先入観を捨てて物事を客観的に見ることが重要です。見た目や名前だけでなく、実際の内容や背景を理解し、多角的な視点から物事を考える習慣を身につけることで、新しい発見や体験を楽しむことができるでしょう。
この話から、自分の先入観に挑戦し、物事を客観的に見ることの重要性を学びました。
ポチップ